
この記事では2期6話のあらすじを紹介します。ネタバレもありますので本編を見逃していて、まだ内容を知りたくない方はご注意ください。
目次
- 倒産間近の帝国航空に対して政府が改革案を提示
- 半沢は政府の改革案に真っ向から対抗
- 半沢の再建案に対して帝国航空が反発
- 半沢が政府に反発したため、東京中央銀行に政府からの圧力が
- 金融庁の検査が行われることに
- 金融庁担当検査官黒崎の登場
- 再建案の数値がなぜ違うのか、原因が見つからない
- 間一髪、前帝国航空の担当、曾根崎が原因を究明
- 曾根崎の行動に不信感を抱く半沢
- 帝国航空の担当から半沢を外すよう圧力がかけられる
- 白井大臣も半沢外しに加わる
- 帝国航空の担当を半沢・曾根崎どちらにするのか、ついに話し合いが開かれる
- 曾根崎が山久に嘘の書類を書かせたことが明らかになる
- 曾根崎は山久に嘘の証言をさせていた
- 半沢が余剰人員506名の受け入れ先を確保してくれたため、山久も半沢に協力
- 失墜する曾根崎の信用
- スカイホープの新規路線の認可が急に取り下げになる
- 金融庁からの業務改善命令を受け入れる
倒産間近の帝国航空に対して政府が改革案を提示
倒産間近の帝国航空。
それに対して政府は改革案を提示。
その中には「帝国航空に対して債権を保有している銀行は『一律7割の債権カット』」という内容が。
これは帝国航空が抱えている借金全てを帳消しにする、ということを意味していた。このままだと東京中央銀行は500億の借金を肩代わりすることに・・・。
半沢「わが東京中央銀行は債権放棄を拒否いたします。」
半沢は政府の改革案に真っ向から対抗
半沢は帝国航空のスタッフを自らの目で見て、帝国航空が自立再建できると判断し、再建案を作り上げた。
乃原(政府のタスクフォースのリーダー)「トーシローなんだからさ、外で見てりゃいいんだよ。」
しかし、政府のタスクフォースのリーダー乃原は、その再建案を一蹴。
乃原「これを国民の総意と言わずして何というんだよ」
半沢「どういう法律に基づいているのでしょうか」
乃原「国にたてつくつもりか」
半沢「理不尽な要求はのめません」
横暴な政府に半沢は反発し、政府に宣戦布告する。
半沢の再建案に対して帝国航空が反発
政府にタンカをきった半沢だったが、一方、半沢の作成した再建案が帝国航空内で暗礁に乗り上げていた。
争点となっていたのは、リストラ候補となっていた社員が、専門技術を生かせる受け入れ先があるかどうかということ。
半沢たちは懸命に余剰人員の受け入れ先を探したが、残り506名の受け入れ先が見つからず苦戦していた。
半沢が政府に反発したため、東京中央銀行に政府からの圧力が
そんな中、追い打ちをかけるように半沢が政府に楯突いたと、白井大臣が東京中央銀行に乗り込んできてこう言った。
白井(国土交通大臣)「調査次第では業務改善命令、なんてことにもなりかねませんしね」
銀行にとって業務改善命令は重大な処罰。頭取の威信にもかかわる屈辱的なもの。
中野渡(頭取)「最善を尽くして検討させていただきます」
さらに白井(国土交通大臣)は影のフィクサーである箕部(幹事長)に頼み、銀行を失脚させる手段にでる。
金融庁の検査が行われることに
箕部の力は金融庁をも動かすことができた。
しかも、もしヒアリングで問題ありとなれば、帝国航空の再建どころか、業務改善命令を受けてしまい、銀行存続の危機にも発展する。
絶体絶命の半沢たちの前に現れたのは、あの男だった。
金融庁担当検査官黒崎の登場
黒崎(金融庁担当検査官)「あんた、いたの。おかげで、ファイト満々よ」
蛇のようにしつこい黒崎のヒアリングが始まった。
黒崎「きちんと必要な情報をあたしたちに上げていたのよね?」
前帝国航空担当の曾根崎が、帝国航空の再建案として、金融庁に提出した書類の数値が、銀行に都合のいいように改ざんされていた疑いがかかる。
黒崎「明らかに数字が違うわよね。金融庁調査を乗り切るために、意図的に数字をでっち上げたとしか考えられないわっ!」
しかもその責任は全て、現帝国航空担当の半沢に押し付けられようとしていた。
再建案の数値がなぜ違うのか、原因が見つからない
半沢「田島、山下さんに連絡してくれ」
なぜ再建案の数値が違うのか、半沢は原因を懸命に探そうとするが、決定的な証拠が見つからなかった。
黒崎「厳しい指導が必要のようね!」
このままでは業務改善命令を受けてしまうと思った、その時。
間一髪、前帝国航空の担当、曾根崎が原因を究明
曾根崎(前帝国航空担当)「お待ちください!」
それまで我関せずだった曾根崎が、事実を究明したと飛び込んでくる。
曾根崎によれば、帝国航空の事務的なミスで書類の数値が違ってしまったらしい。
紀本(東京中央銀行の常務)「おかげで助かったよ」
曾根崎「お役に立てて何よりです」
銀行の危機を乗り切った立役者として、曽根崎は一躍、役員たちの間でヒーロー扱いとなる。
曾根崎の行動に不信感を抱く半沢
帝国航空に事務的なミスが本当にあったのか。半沢は山久(帝国航空の財務部長)の元を訪ねる。
山久(帝国航空の財務部長)「この件の担当は曾根崎さんなんですよね。見せるわけにはまいりません」
帝国航空の担当から半沢を外すよう圧力がかけられる
そして、曾根崎がもてはやされる一方で、政府・金融庁、あらゆる権力から目の敵にされている半沢に対して、紀本常務は帝国航空の担当から半沢を外そうと、中野渡頭取に直訴する。
紀本(東京中央銀行の常務)「どうか、正しいご判断をお願いいたします」
そんな半沢に大和田(東京中央銀行の取締役)は
大和田取締役「今回の件で万が一落ち度があったと判断されれば、金融庁から業務改善命令が出されることは避けれらない。そうなったらうちはもう沈没だよ!銀行、ちんっ、ぼつっ!」
白井大臣も半沢外しに加わる
ついに白井大臣も
(中野渡頭取に電話で直接)
白井大臣「ああいった方が担当では、今後も御行のためになるのかどうか」
半沢外しのため、自ら銀行に圧力をかける。
帝国航空の担当を半沢・曾根崎どちらにするのか、ついに話し合いが開かれる
中野渡頭取「可及的速やかに半沢と曾根崎くん、二人に直接話を聞く」
中野渡頭取の前で帝国航空の担当は、半沢継続か、曾根崎になるのか。一騎打ちをすることになる。
曾根崎「こちらの要望書をお預かりしております」
曾根崎が提示したのは、半沢が帝国航空に来訪を繰り返していることにより、山久が通常業務に支障をきたしているという内容の記載だった。
半沢「私は山下部長から、全く違った趣旨の書類を預かって預かってるんですが」
曾根崎が山久に嘘の書類を書かせたことが明らかになる
そこには帝国航空の山久(帝国航空の財務部長)がミスをして数値が違っていたという書類は事実無根で、帝国航空は本当は正しい数字を書いていたという内容だった。
曾根崎「こんな書類お前が書かせたんだろう!こんなでたらめが、通ると思うなよ!」
証明でしたら、山下部長からお預かりしている音声です。
—–(録音音声)—–
曾根崎「大丈夫ですよ、何度もそういっているじゃありませんか。」
山久「ですが、やはり嘘をつくというのは」
—–(録音音声終わり)—–
曾根崎は山久に嘘の証言をさせていた
曾根崎はリストラされる506名の受け入れ先で悩んでいた山久に、書類の数値ミスを帝国航空側の不備にしてくれれば、リストラされる人員を、今まで通り帝国航空で働けるようにすると、言葉巧みに話し、嘘の証言をさせたのだった。
曾根崎「これは犯罪だ。どこまで卑怯なんだ貴様ぁ!」
半沢「どの口が言う!」
半沢はその事実を、山久本人から聞くことができた。
半沢が余剰人員506名の受け入れ先を確保してくれたため、山久も半沢に協力
なぜなら、帝国航空の余剰人員506名の受け入れ先として、LCCの最大手「SKY HOPE」が名乗りをあげてくれたからだ。
半沢「スカイホープの担当者を紹介してくれ」
それは、かつての半沢の部下森山が、自分の担当であったスカイホープと半沢、帝国航空を繋げてくれたからだ。
半沢「犯してもいないミスをたった一人でかぶろうとしている。山久部長の気持ちがお前にわかるのか。お前は東京中央銀行の、いや、日本中の全バンカーの恥さらしだ!」
そしてさらに、曾根崎には隠された不正があった。
紀本常務「なぜすぐにミスを認めず、よりによって山久部長に」
半沢「それはこれが、ミスではないからです。当時金融庁検査を乗り切るためにおこなった、意図的な改ざん。誰かの指示があったはずです」
失墜する曾根崎の信用
半沢は曾根崎が何者かの指示で、その不正を行っていたと疑いをかけるが、曾根崎は何者かを恐れたのか、口を開かなかった。
紀本常務「何ということをしてくれたんだ、曾根崎!」
大和田取締役「頭取に、ふかーく謝罪するべきだと、私は思うがね」
(泣き崩れる曾根崎)
曾根崎「申し訳ございませんでした」
しかし金融庁検査を
不正は見破ったが、この事実を金融庁に公表することは、銀行にとって厳しい処分を受けることに間違いなかった。
中野渡頭取「不正は必ずあばかれる」
そんな中、またしても政府の妨害が入る。
田島(半沢の部下)「認可が却下って、どういうことですか?」
スカイホープの新規路線の認可が急に取り下げになる
それは帝国航空506名の受け入れ先がなくなってしまうことを意味していた。
白井大臣「私はやると決めたら徹底的にやるんですよ」
全ては半沢を敵対視する、白井大臣の仕業だった。
白井大臣「最後の仕上げに、派手に参りましょうか」
金融庁からの業務改善命令を受け入れる
(謝罪会見にて)
中野渡頭取「ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした」
中野渡は頭取としての職務を全うし、金融庁からの業務改善命令を受け入れる。
それは東京中央銀行にとって、屈辱的な瞬間であった。
半沢「やられたらやり返す、倍返しっ!」