2020年秋ドラマおカネの切れ目が恋の始まり通称カネ恋
ドラマ撮影中に三浦春馬さんが亡くなってしまいました。
出演者やスタッフの方は非常にショックを受けたと思いますが、4話完結という形で放送を決定しました。
4話完結で放送することを選んだ背景には、きっとみなさんの三浦春馬さんへの思いがあったからなんだ、と「カネ恋」の記事をいくつか書いて強く感じました。
今回はみなさんの三浦春馬さんへの思いにスポットを当てて記事を書いていきたいと思います。
放送前の三浦春馬さんのコメント(公式より引用)
<三浦春馬さん>
このドラマは、松岡さん演じる玲子が、それぞれの登場人物が抱えるほころびを気持ちいいくらいに繕っていくプロセスがとっても愛らしく、心地いい解決策を毎話ごとに生み出していくので、僕自身も台本を読み進めるのがとても楽しみでした。
https://www.tbs.co.jp/KANEKOI_tbs/about/
僕が演じさせていただく役どころは、玲子の働く会社の御曹司なのですが、彼のキャラクターはとても気持ちの良い青年で、すごくポジティブです。ただおカネの捉え方に関しては少し突き抜けているので、登場人物のセンシティブな金銭感覚や問題に関して土足で軽快に乗り込んで、前を向かせようとする部分があり、ポジティブにかつ嫌味なく演じるのがすごく難しいなと感じています。
松岡さんとも現場で話し合いをしながらアイデアを出し合って、よりよい「猿くんと玲子さん」のコンビネーションみたいなものを築き上げていきたいと思うので、皆さん楽しみに待っていていただけたらと思います。
三浦春馬さんの突然の訃報
カネ恋の撮影開始時期は6月。クランクインして約1ヶ月半がたったころでした。
7/18三浦春馬さんが亡くなりました。
番組の公式アカウントが初のツイートをして4日後のことでした。
番組の公式アカウントもこのようにツイートしています。
死の前日に次回撮影の打ち合わせ
ドラマは3話まで撮り終え、撮影後にはスタッフさんと4話、5話の打ち合わせをしたそうです。
現場ではこの日も変わらず、仕事に積極的な「三浦春馬」さんの姿がありました。
松岡茉優さんの思い
番組冒頭で松岡は「個人的なことをお話するのは、どうなのだろうと考えたのですが、何もなかったようにお話していくのは難しいなと思いまして……。
ドラマのことを少しだけ、お話させてください。
もう2週間とちょっと経ちますが、とても悲しいことがありました」と静かに思いを吐露した。
続けて、ドラマが4話完結で放送されることを報告。
「この判断について正解はないだろうなと思います」としながら、「私の個人的な気持ちとして1ヶ月と少し、相手役としてお芝居を受けていた身として、あの素晴らしい猿渡慶太という人物を皆様に見てほしいと思いました」と三浦さんの演技を改めて称える。
そして「猿くんは彼しかいないなと思います。本当に、あの素晴らしいお芝居を見てほしい」と遺作ドラマの視聴を呼びかけた。
一方で「強く願っているのが、これ以上、皆様を悲しませたり、つらくさせるのは避けたいです」とも語る。
「私たちは、この物語を全力で作っておりますが、もし受け取れないかもしれない、つらくて見れないかもしれないという方は、ご無理なさらないでください」と、三浦さんを失ったショックが残るファンに向けてもメッセージを送った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/62e86f945f95956a9e8fcde0f7a691db23605ef8
三浦翔平さんの思い
この2個目の投稿、素敵ですよね。
子役・井伊巧くんの思い(手紙)
三浦春馬さんへ
ぼくは春馬さんの事がずっとずっと大好きです。
いつも「おぅ!巧おはよー!」と声をかけてくれた春馬さんのやさしい笑顔が忘れられません。たまに面白いことをして笑わせてくれたこと・・・たくさんの思い出があります。
ぼくは、舞台おけいこの時、ちょっとだけ自信がない事がありました。でも、春馬さんは、そんなぼくのことを気にかけてくれて、だれもいない所で、よく、ほめてくれました。そして、えんぎのアドバイスもしてくれました。
だから、ぼくは自信を持って、えんぎをすることができるようになりました。春馬さんが、「また一緒にやろうね」とぼくにいってくれたあの日、あの最後の言葉を思い出すと、今もなみだが止まりません。
ぼくはまだ、元気にはなれないけど、いつかきっと春馬さんのように、たくさんの人にあいされる、すてきな俳ゆうになりたいです。
春馬さんのことを、ぜったいに忘れません。
井伊巧
twitterより引用
公式サイトにはファンからの700件以上のメッセージが
まだメッセージを投稿することができます。
後記
僕は特に三浦春馬さんのファンというわけではなかったのですが、それでも純粋にとても悲しいです。
ファンの方や共演者の方はもっと悲しかっただろうし、軽々しく何かをいうのは控えておこうと思います。
ドラマカネ恋がこのようなことがあったにもかかわらず、4話完結という形で放送されることになったのは、間違いなく、共演者・スタッフ・ファンの方々の三浦春馬さんへの思いがあったからだと思います。
ドラマの放送を楽しみにしたいと思います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
ー関連記事ー